マグマとその性質について
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マグマとその性質について

マグマとは

過食衝動のもとになるエネルギーをセンターではマグマと定義しています。
摂食障害の人がこの世に生まれてから今現在に至るまでに蓄積された様々な負の感情が、過食衝動の源であるマグマです。
マグマは無意識に抱え込んできた未消化のマイナスエネルギーなので、自分ではわからなくて当然です。

マグマは自然に無くなることはありません。
また、センター独自の概念なのでマグマを無くすことはセンターでしかできません。

〔マグマ排出〕
外部要因とは無関係に、内部から沸き上がってくるマイナス感情を感じている状態。
(※センターで相談を受けていることが前提)

マグマの性質

マグマがあると勉強、仕事、結婚生活、妊娠、出産、子育てなど
本来ならできるはずだったこと、やりたいこと、幸せに感じられるはずだったことが失われてしまいます。

マグマには、増殖、伝染、憎悪、破滅的選択、引力、否認など、様々な性質があります。

マグマによって引きつけられた人と関わったり、自らの選択をしたりすると、さらにマグマを増やすことになります。

マグマの増殖

外部要因(環境)に影響されて、マイナス感情を感じている状態。
マグマが大きい人ほどマグマが反応しやすく、増殖速度は早まります。
※センターへのマイナス感情の投影を含む。

マグマは、以下3種類の要因によって増殖していきます。

①自然増
マグマは心のがん細胞のようなもので、身体のがん細胞と同じように、年月とともに増殖します。

②悪化環境
マグマの増殖を早める環境のこと。
悪化環境に居ると、①自然増だけよりも早いペースでマグマが増殖します。

③突発的なもの
身近な人が亡くなる、事故に遭うなど、つらい体験をすること。

倍増期とはマグマが2倍になる期間のこと。

自然増の倍増期:5~10年

自然増+悪化環境の倍増期:1~5年

突発事情:ひとつの出来事に対してマグマは2~10倍に増殖します。

マグマが2倍になるということは症状にかける時間やお金、心の痛みや身体の痛みが2倍になるということです。

マグマの伝染

マグマは、知らず知らずのうちに家族や彼、友人、職場などまわりの人に伝染します。

最も影響を受けるのが子どもです。
マグマは伝染させないようにしても、目に見えない形で伝染していきます。
特に幼少期は母親への依存度が高いため、リスクも高くなります。
マグマの伝染によって起こるのが世代間連鎖です。

マグマによる憎悪

人間関係が密になればなるほど
怒りや憎悪、嫌悪感などの感情が向きやすくなります。(マグマの増殖)

特に赤ちゃんと母親は24時間一緒の時間を過ごすことも多く非常に密な状態です。
そのため怒りや憎悪が無抵抗の赤ちゃんに向きやすくなります。

嫌悪は、特に異性(夫や彼)に対して向きやすい傾向があり、関係も悪化しやすくなります。

お子さんに怒りが向くことや人間関係悪化により、さまざまな破壊的な気持ちが起きることでさらにマグマが増殖します。

破壊的選択

マグマによるバイアスで、自分が本当に望んでいることとは違うことを選択します。

苦痛を強いられるもの(人)、葛藤や不満が大きいもの(人)、
自力で解決できないものを選び、その環境に身を置きます。

危険で過酷な環境の方が自分自身の問題を直視しなくて済むため、
身体がぼろぼろになっても、その選択にしがみついていないといられません。

引力

マグマには、引きつけたり、引きつけられたり、引力があります。
交際相手や就職先を選ぶときにも、対象の引力によって引きつけられます。
自分が選びたいものではなく、引きつけられたものを結果的に選ぶようになります。

出会った人の価値観や生き方に自分が影響されるのと同じで
マグマを持つ人同士が引きつけられて出会うと、お互いが持つマグマに影響された価値観や生き方を吸収し合うようになります。
そうすることで、より引きつけ合う力が強くなり、離れにくくなります。

否認

受け入れ難い事柄、認めたくないことに対して
否認することで治すことを遠ざけたり、回復の機会を自ら逃したりします。

マグマに蓋をして、何かに依存せずには生きられない危ういバランスで心を保っている場合、自分自身の心を守るために、自分が依存症と思うわけにいかない、摂食障害、過食症が深刻な病気であることが分からない、ということもあるでしょう。
現実を受け入れられない、否認しないといられないほど、心がボロボロで、ギリギリの状態なのです。

※マグマについて理解をしたからといってマグマが無くなるわけではありませんが
知ることで相談をより効果的にできます。

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