過食の簡単な止め方
過食が簡単に止まるただ1つの方法、それは「過食衝動(※)」を無くして過食を止めることです。
まずは、意外と知られていない過食のメカニズムを紹介します。
※過食衝動=食べることを考えたり、食べたくてソワソワしたりするような感覚。だらだらと食べ続けるのをやめられない場合もあります。
過食のメカニズム
(1)「過食衝動」が起きる
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(2)過食する
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(3)合併症が現れる
「過食を止める=我慢する」ではありません
「我慢できた」というのは、すでに「過食衝動」はあるものの、過食だけを我慢している状態です。
1回分過食を乗り切れたとしても、あくまで表面に現れた症状をかき消しただけで、過食衝動自体が消えたわけではありません。我慢した反動で量が2倍、3倍に増えてしまう危険もあります。
一人で悩んでいる間は、「我慢して何とか止めよう」という方向に意識が向きがちです。
残念ながら、我慢で過食を止め続けることはできません。抑えつけた過食は、いつか必ず再発してしまいます。
過食を止めるにはまず過食衝動を無くしましょう
過食衝動が無くなり、無理なく自然に過食が止まれば、我慢する反動で過食してしまう危険もありません。健康な体を取り戻しやすくもなります。
センターでは、この「過食衝動を無くす」というポイントに重点を置き過食を止めるための相談を行っています。
相談者の9割以上の方が過食・嘔吐、下剤乱用が軽減またはストップします。
過食衝動を無くして過食を今すぐ止めたい方は、下記ページを参照してください。
SUGUとま相談で過食衝動が無くなり過食が止まれば、身体にしみ付いた癖(生理的要因)を断ち切ったり、弱めたりすることができます。
さらにはこの小休止中にマグマ(過食衝動の元になるエネルギー。過食衝動を無くすにはを参照してください)を無くしたり減らしたりすることができれば、過食や過食嘔吐が安定して止まり続ける可能性が格段に高まります。
合併症の治し方
合併症とは、原疾患(もともとある病気)が前提となって生ずる続発性の病態・病変・疾患を指します。
むくみや生理不順、糖尿病なども、過食症が原疾患の合併症です。
合併症を治すには、病院、医療機関での治療が必要です。しかし、治療をしているにも関わらずむくみや生理不順がなかなか改善しないのは、過食が止まらないことが原因かもしれません。
過食が原因で生ずる合併症は、過食を止めなければ治すことはできません。
過食を止め、合併症も治療したい場合は、センターで過食を止め、病院で合併症の治療をすると良いでしょう。
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過食しなくなる
↓
合併症が無くなる