摂食障害での妊娠・出産・子育て体験談
将来、赤ちゃんを考えている方にぜひ読んでいただきたい体験談のページです。
摂食障害過食症・過食嘔吐と子供への影響
妊娠・出産をすることで症状が止まり、病気が良くなる、、、そのような淡い期待を抱く患者さんは少なくありません。
しかし、実際は、病気が良くなるどころか、大切な赤ちゃんにまで悪影響を及ぼすことがほとんどです。
もはや、あなた一人の問題ではない分、病気の深刻性としっかり向き合うことが大切です。
出産後、過食が一時的に止まることはありますが・・・
「過食症は、出産すれば治るのでは?」そう思っているお母さんも多いのではないでしょうか。
残念ながら、一時的に過食が止まることはあっても完治しているわけではありません。
幸せな家庭を築くには、過食を止めることを最優先に考えましょう。嘔吐が続くと切迫流産や早産のリスクが出てきます。
子供は全部感じています
「まだ小さいから何もわからないだろう」
子供は、体は小さくても感受性豊かな一人の人間。
過食・嘔吐している姿は見えなくても、お母さんの辛さを全てを感じ取っています。
過食嘔吐とつわり
妊娠初期におきる「つわり」。
過食症のひとが妊娠し「つわり」を経験すると、過食嘔吐再発のきっかけになったり、つわりはおさまっても過食嘔吐は続き、症状の悪化につながったりすることがあります。
体重管理にストレスを感じていませんか?
妊娠中の体重管理は、臨月までついて回る事柄のひとつですが、
過食症のひとは健康なひと以上に、体重や体型を気にして、本来起こる自然な変化が受け入られず、症状につながってしまう場合があります。
妊婦さんの匿名相談について
過食症は、食べたい気持ちが抑えられない病気です。
大事な赤ちゃんがお腹にいても、その気持ちがなくなることはありません。
臨月でまん丸のお腹でも、過食衝動があれば過食したり、嘔吐をしたりします。
センターでは妊婦さんの匿名相談も受付しています。
しっかり過食を止めて出産に備えましょう。