過食は、過食衝動を無くせば簡単に止まります。
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難病である摂食障害の治し方について

まず先に症状を止めましょう

通常依存症の治療を行うときには、まず依存物質を断ちます。
例えばアルコール依存症における治療の第一ステップは断酒です。
摂食障害は過食や過食嘔吐、チューイングなどに依存している状態です。
治療に先だって、まず過食・過食嘔吐・チューイングが止まるということは、アルコール依存症の治療でいうところの断酒と同じ作用があります。

摂食障害の症状が止まるということは、症状にふける時間や費用、症状で消耗する体力や失われる健康、これらを取り戻すということにもなります。
症状が止まることで、病気に対して冷静に考えることができるようになります。

現在の摂食障害治療について

日本で行われている摂食障害の治療として、認知行動療法や対人関係療法、力動的精神療法などがあります。
これらの治療法では摂食障害の症状には注目せず、現在患者さんにかかっているストレスを緩和したり、本質的な心の問題を取り扱ったりすることで、まず心を楽にしていくという共通のやり方があります。症状の改善は後からついてくる、というのが言い分です。数年かかって心が楽になっていたとしても、症状は変わらず出続けている可能性もあるということです。

病気の当事者にとってみれば症状に注目しないというのは非常に難しいことです。
摂食障害の症状自体がストレスになっている人の場合、症状があることで自分を責めたり罪悪感を強く持ったりしてしまいます。そういった心の状態は病気の回復にとってマイナスに働きます。

症状に注目せずに心を楽にすることで症状が減ったり無くなるのを待つというやり方は、現在の医療には治療に先立って過食の症状を止める方法が無いために、そうせざるを得ないことを示しています。

先に症状を止める方法

もちろん、摂食障害では過食・過食嘔吐・チューイングを我慢することなどできません。
過食衝動があるために過食・過食嘔吐・チューイングなどの行動に至るのです。
過食衝動は意志の力でどうこうできるものではありません。

当センターでは、過食衝動の背景に直接アプローチすることで過食衝動を減らしたり無くすことができます。
そうすれば、過食・過食嘔吐・チューイングなどの摂食障害の症状は我慢せずに止まります。
摂食障害の治療の第一ステップとして、当センターではまず症状を止めることができます。

摂食障害の症状が止まってから、心のケアを行うなど本格的な治療を行う方が早く治る可能性は高いでしょう。
すでに述べましたが、過食・過食嘔吐・チューイングなどの症状があることで生じる自己嫌悪や罪悪感などの感情は、摂食障害からの回復に必要である自己肯定感を強めたり自尊心を高めることを難しくするからです。
症状がありながら治療していく場合順調な心の回復が見込めず、症状が無ければ早期に短期間で回復するものが10年20年と長期間かかる場合もあると予想されます。

摂食障害の患者さんの中には、とにかく症状を止めたいと強く望んでいる方も多いはずです。
摂食障害の治療を考える際は、まず我慢することなく過食・過食嘔吐・チューイングなどの症状を止めましょう。
病気を治療するときに早く治すことができればそれに越したことはありません。

自分自身で最適な治療を選びましょう

摂食障害は身体合併症が幅広く中には命の危険を伴う身体合併症もあります。また、精神科合併症・併存症も多くそれらが治療の動機づけ(治ろうとする気持ち)に影響することもあります。
摂食障害の治療には医療のあらゆる専門科の診察・治療が必要となってきます。

日本の摂食障害医療は専門施設や医療者の不足などさまざまな問題を抱えています。そんななかで難病である摂食障害を治していくには、患者さん自身が上手に複数ある治療機関を利用するという意識も必要です。
最も最適な治療を自分自身で選ぶのです。

現在の日本の医療には、治療に先んじて過食・過食嘔吐・チューイング症状を止める方法論がありません。
難病である摂食障害の治療を考える際、まずは当センターで過食衝動にアプローチして過食・過食嘔吐・チューイング症状を止めましょう。
まず症状を止めてから、本質的な心の問題に取り組むこともできます。自分で心理学を勉強するのも方法でしょうし、心理カウンセリングを受けたり、精神科で精神療法を受ける方法もあるでしょう。

過食嘔吐・過食症・拒食症の診断基準(DSM-5)

DSM-5とは、国際的に使われている、アメリカ精神医学会が定めた心の病気に関わる診断基準のことです。

ご自身の症状を下記の一覧に当てはめてみてください。
例えば毎日2回過食嘔吐の症状が出ている人や、BMIが13の人は「極度」ということになります。

過食症は時間の経過とともに症状の量や頻度が増えていくことが多い本当に怖い病気です。
たとえ今は軽度でも数カ月後、数年後に極度に陥っていても不思議ありません。
一人でなんとかできる病気ではありません。楽観視せず、必要な行動を取っていきましょう。

過食・過食嘔吐

軽度(Mild)平均して週に1〜3回
中程度(Moderate)平均して週に4〜7回
重度(Severe)平均して週に8〜13回
極度(Extreme)平均して週に14回以上

拒食

軽度(Mild) BMI 17以上
中程度(Moderate) BMI 16〜16.99
重度(Severe) BMI 15〜15.99
極度(Extreme) BMI 15未満

BMI=「体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}」で求められます。BMI計算ページ

※ 過食の回数や、BMIだけで重症度が決まるわけではなく、ほかの症状、日常生活を送る上で必要な能力の低下、医学的管理の必要性などを反映して、重症度がさらに上がることがあります。
※ 拒食におけるBMIの表記は成人を対象としています。
※ 上記はDSM-5の内容を簡略化して書いたものです。上記文章の翻訳の正確さや内容の正しさについては一切保証しません。

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